top of page
  • 2023年11月15日
  • 読了時間: 3分

日時:11月12日(日)~13日(月)  場所: 奈良県(橿原、吉野)

参加者(敬称略)計8名: 豊田、山崎、石崎、倉地、村瀬、安藤、飯田、佐藤(記) 


【総括】

豊田さんに企画尽力いただき、世界遺産旅行研修として奈良県吉野方面を訪れました。

今回、初めて平日をからめて日曜月曜で開催し、紅葉シーズン目前の吉野を比較的人出が少ない中でたっぷり堪能することが出来ました。

なおさん会の旅行としては珍しく降雨と急な寒さに悩まされましたが、晴れ男だったなと故人を偲ぶ涙雨の道中ともなりました。久しぶりに山崎さんにリアル参加いただけ軽快に歩かれる様子に安心しました。


一日目は「ひのとり」プレミアムシートで移動し橿原神宮の荘重な雰囲気を味わい、橿原考古学研究所付属博物館で古事記編纂の太安萬侶特別展で歴史に思い馳せ、常設展見学に時間足りず再訪したく思いました。昼食移動後金峯山寺では特別御開帳で秘仏の金剛蔵王大権現の迫力に圧倒され、吉水神社の日本最古の書院では後醍醐天皇玉座の間や源義経潜居の間、豊臣秀吉花見の本陣と数々のお宝を見学しました。宿泊は一休庵で若い女将さんを手伝おうと奮闘する幼い息子に歓迎され、ぼたん鍋を堪能して夕食後に部屋で懇談しながら河村さんを偲びつつ西川さんからのご提案の会則改訂と会運営について議論しました。


二日目は早朝起きで金峯山寺の勤行参加し秘仏を拝みながらお経を唱え、朝食後徒歩で登り5頭の鹿に出会いながら訪れた如意輪寺で住職の説明受け見学しながら後醍醐天皇や楠正行公の無念に想いを馳せました。

竹林院では千利休作庭の群芳園や聖徳太子坐像を見学、バスで更に奥千本口まで上り金峯神社を見学、みぞれ気味となった雨の中休憩所の温度計は3℃を示し冷え込み、徒歩続行できるメンバーでたどり着いた高城山展望台は霧で見晴らしが悪かったものの、吉野水分神社はとても雰囲気が良く、花矢倉展望台では眼下の霧が晴れていく幻想的な光景を堪能できました。

桜のシーズンを想像すると見てみたいと強く思いました。矢的庵で手打ちそばと熱燗で温まり歩いて下山し、葛もちなど土産を各々買って帰路につきました。


帰路のひのとりではツアコンと会計まで奮闘いただいた豊田さんが村瀬さんと会計〆に苦労されているのを申し訳ない想いながら、歩き疲れて爆睡でした。

仕事トラブルでのキャンセルや体調不調での途中リタイアなど、会全体でスケジュールの貫徹困難もあり、運営の課題も再認識しましたがとても有意義な内容の濃い二日間の研修旅行となりました。


【行程】

集合:名古屋駅 ⇒ 「ひのとり」で大和八木経由橿原神宮前駅 ⇒ 橿原神宮 ⇒ 橿原考古学研究所付属博物館 ⇒ 味よし(昼食) ⇒ 畝傍御陵前駅 ⇒ 吉野駅・ロープウエイ千本口 ⇒ 金峯山寺 ⇒ 吉水神社 ⇒ 一休庵(宿泊)

⇒ 金峯山寺(勤行) ⇒ 如意輪寺 ⇒ 竹林院 ⇒ 金峯神社 ⇒ 高城山展望台 ⇒ 吉野水分神社 ⇒ 花矢倉展望台 ⇒ 矢的庵(昼食) ⇒ 吉野駅 ⇒ 大和八木経由ひのとりで名古屋駅 解散


会則改訂等について

・会員死亡時取扱い等の改訂案については西川さん案にて概ね異論なし、決定は次回総会にて。

・会運営の問題点等については、「テーマ固定化傾向等は確かにあってマンネリといった受取りもあり得るが、必ずしも仲良しクラブになっているとは思わない」「未経験のことに取組み世界を広げるなどテーマを決めて深めるのが良いか」「開催回数を減らし質を上げるという方法もある」「若い人に入替えるといったメンバー交代は難しい。

・高齢化は避けられないので老いに応じ取組みも見直すなら会則第2条(目的)も変更余地あるかも」といった意見が出た。じ次回総会で会長も交え更に議論する。


事務連絡・スケジュール

・世界遺産旅行の会計〆報告と残金返却は次回豊田さんより。山崎さん分は精算済み。

・次回12月9~10日:総会、忘年会(日間賀島 乙姫)

  • 2023年10月15日
  • 読了時間: 2分

日時:10月14日(土)11:30~16:00  場所: 瀬戸市内各所

参加者(敬称略)計8名: 横山、石崎、倉地、村瀬、安藤、豊田、飯田、佐藤(記)、案内者:ふみさん 


【総括】

10月度は石崎さんが知人から紹介いただいた伊藤ふみさんのアテンドで、藤井聡太棋士の八冠に沸く瀬戸市を訪問して、瀬戸3万年や六古窯として日本遺産に認定されている瀬戸焼の歴史など学び、焼き物やガラス工芸の若手作家の作品に触れた一日となりました。

ふみさんはデザインや印刷関係を営み瀬戸に生まれ育って現在はマルシェの運営に関わるなど地元の店主等とも顔馴染みな様子の方で、瀬戸の歴史や陶磁器の製法等にも詳しく(祖父が窯を持っていたとのこと)、案内役にはピッタリで有意義な小旅行となりました。


【詳細】

行程概要

集合:尾張瀬戸駅 ⇒ 「もやいや」にてランチ ⇒ 深川神社・瀬戸銀座通り商店街 ⇒ STUDIO 894 ⇒ せと末広町商店街 ⇒ 新世紀工芸館 ⇒ 瀬戸蔵ミュージアム ⇒ 瀬戸信金(藤井八冠の応援展示)・和菓子屋(瀬戸川饅頭) ⇒パルティせと:喫茶休憩、解散


見学気づき等

・街の中心地は瀬戸川の両側に古い商店街が残りレトロな中にモダンな店も点在。

・もやいやは「もやい結び」から縁を結ぶ想いを込め命名。ドリンクとケーキ付きのランチが美味

・深川神社は771年創建、春には陶祖祭が開かれる。(磁祖祭は秋のせともの祭り)

・瀬戸の招き猫はスリムで写実的?スタジオヤクシ裏の涅槃大招き猫は圧巻。

・末広町商店街では「八冠おめでとう末広がりバーゲン」中、様時(サマタイム)といった居酒屋も洒落ているがパチンコ屋や映画館の廃墟もあり、昭和の独特の雰囲気。

・新世紀工芸館の新鋭作家の作品展示即売では「練り込み」技法のぐい呑みなど、良さそうだった。

・瀬戸蔵ミュージアムでは瀬戸電の古い車両や駅の変遷展示など興味深く、瀬戸焼の歴史では陶祖加藤籐四郎は約800年前、磁祖加藤民吉は約200年前に、陶器・磁器作りをそれぞれ広めたことを学んだ。

・現在も中小の窯で瀬戸物を作っている設備や技法が展示されており、飽きないミュージアムだった。

・瀬戸川饅頭はこし餡の酒饅頭で作りたてが絶好のようだが当日内美味、瀬戸焼きそばを次回は試したい。


事務連絡・スケジュール

・11月世界遺産旅行(吉野)の近鉄乗車券・特急券を豊田さんより参加者に配布、集金した。山崎さんへは11/12当日に豊田さんより対応予定。当日は8時に近鉄パッセ下の改札口前に集合、万一遅れる場合も指定列車に乗車のこと。

・12月9~10日:総会、忘年会(日間賀島 乙姫)

                             以上

  • 2023年9月10日
  • 読了時間: 3分

日時:9月9日(土)13:15~16:30   場所: 港区生涯学習センター

参加者(敬称略)計9名: 横山、石崎、倉地、村瀬、安藤、豊田、飯田、佐藤(記) リモート参加:山崎

ゲスト:リアさんご一家(ルワンさん、リアさん、メリッサさん、タルリさん)


【総括】

9月度はルワンさんによる「スリランカ」紹介のセミナー、港区センターで対面+リモート開催。

昨年のブラジル紹介後、暮のクリスマスイベントで訪問したリアさんご一家4名が民族衣装で来てくださり、スリランカに関する紹介プレゼンの後、倉地さんからあらかじめ提示された会からの質問にご回答いただきながら意見交換し、スリランカに関して理解を深めました。

またルワンさんの日本の生活経緯をお聞きする中でリアさんとのなれそめが伺えたことや、娘のメリッサさんがルワンさんをフォローしつつ、要所要所でとてもしっかりした発言をしてくれていたことなど印象的でした。

分けていただいたセイロン瓜など話が盛り上がり、10月11月のイベント計画相談時間が不足しましたが、それぞれの企画担当よりメール等でフォローいただくこととなりました。


【詳細】

「スリランカ」の紹介

・人口約2200万人、セイロン島は北部から中部にかけ乾燥地帯、南部に湿潤地帯。

・民族はシンハラ人が74.9%を占め、インド系の移住者であるタミル人15.3%、アラブ系のムーア人9.3%。

・宗教はシンハラ人が仏教、タミル人がヒンズー教、ムーア人がイスラム教を主に信仰し、人口比率にほぼ準じるがキリスト教徒もいる。ルワンさん故郷の聖地キャンディに仏陀の歯を祀る寺がある。

・1505年のポルトガルによる植民地化以降、1948年2月4日の独立までの間、オランダ、イギリスと支配者が代わったが、いずれも後から来た国が巧みに取り入って、前の国を追い出すという権謀術策だった様子。

・言語はシンハラ語、タミル語、英語で、学校ではシンハラ語もタミル語も習う。

・国旗の意味、スリランカの食べ物なども紹介。キャンディの「ピンナワラ ゾウの孤児園」のビデオ紹介。


質疑

・日本に来るきっかけは? 

⇒学校で習い本も読み勉強して日本が好きになり、とくに富士山と広島に興味を持った。2008年に富士山登山の車内でリアさんと知り合った。

・複数の民族や宗教が存在している背景は? 

⇒紹介した民族の移住等による。仏教はネパール、インドから上座部仏教がスリランカよりミャンマーやタイなどに伝わった。

・日本人についての印象は? ⇒真面目で最も頑張り屋と思う。敗戦後の発展は目を見張るものある。

・インド・中国などは? 

⇒インドはあまり好きではない隣国。中国は援助国となっているが見返りを要求、対して日本はルールや納期を守りインフラ整備も引き渡せば撤退してくれる。

・日本との関係どうなる?ジャヤワルダナ大統領のスピーチ(日本を分割しない)をスリランカの教育では、どう取り上げ? ⇒学校教育で聞いた。親日で在日本研修生は兄弟や家族を呼び寄せる場合もあるが、習得技能を国の発展にというよりは家族の為。

・少子化対応にアイデアは? 

⇒在日外国人が皆定住する訳ではなく、日本人自身が婚姻・子供を作らねばなかなか難しいだろう。

・ルワンさんご自身は? 

⇒現職場はあと1~2年勤め、自分で事業を行って最終的にはスリランカに戻りたい。


今後のスケジュール

・10月14日:野外活動 瀬戸訪問 ⇒名鉄尾張瀬戸駅集合。石崎さんより案内いただく伊藤さんと相談し集合時間等決め連絡いただく。

・11月12~13日:世界遺産旅行(吉野) ⇒豊田さんにて切符購入し、10月度に配布(各自代金8680円用意のこと)。当日は8時に近鉄パッセ下の改札口前に集合。夕食はぼたん鍋予定。

・12月9~10日:総会、忘年会(候補 日間賀島 乙姫)⇒乙姫仮押さえ済み。

                            以上

ご意見などお気軽にお寄せください

メッセージが送信されました。

© 2023 トレイン・オブ・ソート Wix.comを使って作成されました

bottom of page