- 2月9日
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更新日:3月11日
2月8日(土)13:30~16:30 場所:港区生涯学習センター会議室
参加者(敬称略):村瀬、横山、安藤、石崎、佐藤、豊田、倉地、金森、飯田(記)
リモート参加:西川、山崎 計11名 リアル・リモートハイブリッド会合
【総括】
・前回体験参加だった金森さんが今回から正式参加。会合のメインは今期初となる体験報告。
・安藤さんからは「M&Aの現状と仕組み」の報告があり、意見交換を行った。日鉄とUSS、日産とホンダの動向が話題になっていることもあり、タイムリーな議題で大変参考になるものだった。
・また、7月に実施する世界遺産探訪研修(世界遺産平泉など)、3月は「みんなの森 ぎふメディアコスモス」探訪、そして4月の定光寺イベントについても検討した(当月は議題が盛沢山だった)。
【詳細】
1.世界遺産探訪研修について(石崎さんが取り纏め)(添付資料①)
・「なおさん会 世界遺産の旅 東北編」計画案(石崎さん企画)を共有化・細部確認。下記が決定した。
実施時期:7月11日(金)~12日(土)
参加者:村瀬、横山、安藤、石崎、佐藤、豊田、倉地、山崎、金森、飯田(計10名)
移動手段:FDA(フジドリームエアライン)小牧空港⇔花巻空港(8名予約済)なお、豊田・山崎両名は、FDAは利用しないで、行き=新花巻駅でレンタカーに合流。帰り=JR水沢駅で途中下車。
宿泊:山王山温泉 瑞泉郷。予約は石崎さんに一任させてもらった。
その他:レンタカーは空港返却不可のトヨタ以外。荷物を関係で、シエンタかフリード。
1日目昼食は「そば処 もちた屋」。「奥州市伝統産業会館」は水沢江刺駅に寄らないため中止。
※石崎さんが次週の出張で下見していただける予定。
2. 「みんなの森 ぎふメディアコスモス等」探訪について(豊田さんが取り纏め)(添付資料②)
・次回会合の野外研修について、豊田さんより説明があり、下記決定した。
実施日時:3月8日(土)10:00~16:00
集合:10:00 JR岐阜駅 中央改札出口前 移動手段:バス(ICカード可)及び 徒歩
参加者:豊田、村瀬、横山、安藤、石崎、佐藤、倉地、南保、飯田(9名)
行程:「みんなの森 ぎふメディアコスモス」→「岐阜市役所(大食堂で昼食。展望台、施設内見学)」
→「リトルミュージアム(ペーパーリーフ研修)」
※メディアコスモスにガイドがないため、岩越さんに説明いただく。(当館で週1回ワークショップを開催しておられるとのこと)昼食は我々とは別行動。 岩越さんへの謝礼:3,000円
3.定光寺イベントについて(村瀬さんが取り纏め)(添付資料③)
・4月は開催日を前倒しして「定光寺キム氏工房でのイベント」を計画。下記が決定した。
実施日時:4月5日(土)9:50~16:00 (第1週なので注意)
参加者:村瀬、横山、安藤、石崎、佐藤、豊田、倉地、金森、飯田(9名)
集合:9:50 JR定光寺駅からのすぐの交差点(城嶺橋東)角
予定:集合→ウォーキング→キム氏工房にてデッキのワックスがけ、竹林整備→近況報告と懇親会
役割分担:食材調達が倉地さんが自家用車で佐藤さんと買い出し。他のメンバーは工房の作業に勤しむ
参加費:2,000円
注意:軍手持参。作業しやすい服装(あるいは作業衣持参)。竹林整備では安全メガネ着用のこと。
雨天中止の場合は前日夕方に延期の連絡
4.体験報告会とフリーディスカッション(安藤さんより)(添付資料④-1,2)
・「岐阜聖徳学園大学公開講座」で聴講した経済情報学部経済情報学科による科目「経済の現場から」のうち「第12回 M&Aの現状と仕組み(セレンディップホールディングス様)」及び「第13回 実戦経営学(興電社株式会社)会長 武井様」の受講結果について報告があった。
・本講座は日本エコシステムズの寄付講座であり、当該大学の大学院卒業生2名が就職しており、関係が深いらしい。報告内容詳細は安藤さん報告資料(添付資料④-1、2)を参照。下記に要点を記す。
【第12回M&Aの現状と仕組みの要点】
・講師はセレンディップ・ホールディングス 高村CIO(トーマツ出身)、坂井ディレクター(十六銀行出身)。狭義にはM&Aとは買収&合併でマージャーズ・アンド・アクイジションズ
・M&Aとは、市場シェア拡大、新技術や製品の獲得、新規市場への進出など、企業の成長戦略の手段
・歴史的に見ると、戦後復興期は財閥解体、高度成長期は合併によるIHI誕生、バブル期のソニーによるコロンビア買収、バブル崩壊後のメガバンク化やハゲタカファンド、2000年代グローバル化でのソフトバンクによるボーダーフォン買収、2010年代「跡継ぎ問題」によるM&Aなど、昔からある。
・成長戦略事例は、メタによるインスタグラム買収(売上0、従業員13名だったが、脅威排除のため)、ヤフーのZOZO買収など。業界再編例(市場シェア拡大)はファミマのコンビニ再編や都市銀行再編(これからは地方銀行も)。事業再生例は、イーロンマスクによるツイッター買収。
・景気動向にもよるがM&A件数は右肩上がり。近年は4千件/年で当たり前の時代に。
・外部環境として2025年問題があり、中小企業経営者、個人事業主の245万人が70歳以上に。経営者問題が深刻化しておりM&Aの活用が期待されている。
・後継者問題の事例:一宮のエンジニアリングメンテナンス会社「日本エコシステム」への、関東の老舗電気工事会社「興電社」譲渡。これで日本エコシステムズはインフラ事業の関東への足掛かりを得た。
・M&Aの実務は「戦力立案(目的明確化)」→「エクゼキューション(調査、評価、交渉)」→「PMI(実際の経営統合)」。PMIでは組織の統合だけでなく業務の合理化、文化の融合も含める。複雑なプロセスであり様々な要因が関与する。M&A後の経営統合PMIは経営、業務、意識の統合の3段階。
・創業者が最初にやったM&A例として6期赤字のパン屋さんの例が紹介された(1億で買い8億で売れた。表彰もされた)好奇心が創意工夫を生む例とのこと。
・譲渡理由のうちイグジットは株式売却で新規ビジネスを起こすこと。譲渡は成長戦略型が増加傾向。
・買収の理由はシナジー効果を期待するものが多い。
【第13回 実戦経営学(興電社株式会社)会長 武井様】
・第12回で説明があった「興電社」会長の話。
「企業は人なり、人は魂なり」も面白かったので紹介(詳細は添付④-2を参照されたい)自分を過去を思い出し書き出し意識化することが大事という話。併せて実践編として峰岸顧問の語録も紹介。
【フリーディスカッション】
・安藤さん総括:学生向けにこのような講義をしていることが面白く、寄付している日本エコシステムは求人面含め伸びるのではないか。
・日産、ホンダの例( e-Powerは米国で売れない、ホンダの本音は望んでいないのでは、日産の出自は国策会社でホンダとは相いれない、技術の拘り視野が狭い、パナに吸収されたサンヨーの買収との比較)など様々な意見があった。
・今回は成功事例のみだったが、失敗事例も聞いてみたかったという、意見もあった。
5. Rose Windowsの紹介(豊田さんの体験報告)
岐阜「エル・バンドールギャラリー」で開催されたローズウィンドウ展示会を見学。折り紙によるアート作品だが、非常に壮麗緻密な作品とのこと。
6.今後の計画について
開催日 担当案 場所 内容 体験報告者案も含む
3月8日 豊田 岐阜市 みんなの森 ぎふメディアコスモス
4月5日 村瀬 瀬戸市キム氏邸 デッキ塗りボランティアとBBQ懇親会
5月10日 金森、南保 港区学習C 体験報告(金森、南保)
6月14日 倉地、佐藤 港区学習C 外国人講師招聘
7月11日〜12日 石崎 東北 岩手 世界遺産中尊寺他
8月9日 港区学習C体験報告(西川、 )
9月13日 ①倉地、佐藤 リアさん家族との交流会又は座学
②豊田 美濃の自然・アート
10月11日 ※体験報告を11月と入れ替えるかも
港区学習C又は常滑国際展示場 体験報告(山崎、横山)
又は、技能五輪全国大会見学 10/19
(11月8日) 村瀬、飯田 愛知芸術文化C 国際芸術祭あいち2025は9/13〜11/30
12月13日 未定 未定 総会
7.次回予定
・3月8日(土) 10:00~16:00 「みんなの森 ぎふメディアコスモス等」探訪(岐阜市)
以上