第279回定期会合録 2021/7/10
- murase
- 2021年7月12日
- 読了時間: 3分
@リモート(Zoom)会議 13:30~16:00
参加者(敬称略)石崎(ホスト)、西川、山崎、横山、佐藤、飯田、豊田、安藤、村瀬(記)計9名
【総括】
・今回の1アワーセミナーは、佐藤さんが日頃から問題意識をもってきた「近未来予測」に関する話。直近30~40年間の社会の変化は目を見張るものがあった中で、20~30年先の未来はどうなっているのか。
・コロナ禍の影響による世界的な変化も起きている。我々は60~80歳台となり、子や孫世代が人生を過ごす社会はどうなるのか、多様な情報をもとに自身で考察した未来予測である。
・「30~40年で世の中の大転換(社会、国民気質、グローバル)までは期待しにくく、テクノロジーの進化や社会合意形成等で諸問題の影響軽減を図りつつ、個々人が備えることが現実的な対応と言える」というのが佐藤さんの総括だった。
【詳細】
1.近況と会のイベント計画について
・コロナワクチン接種を既に2回終えた人は、出席者9名中4名ほど、残りの人も既に1回終えたとか、近々1回目を接種するとのこと。
・イベントは全員2回接種が終わる見込みの10月以降とし、9月は山崎さんによる発表とする。
また、年末の総会に開催要領を昨年どおりとするか、後日確認することにした。
2.1アワーセミナー「個人的に考える近未来予測」(講師:佐藤さん)
・下記11の項目について、過去と現在を捉えるキーワードを整理した上で、20~30年先の未来がどんなものか、各項目について1枚のシートに簡潔にまとめた内容だった。
・参考書籍は『2040年の未来予測』(成毛 眞著 日経BP)や、河合雅司氏の未来の年表シリーズや『未来のドリル コロナが見せた日本の弱点』(講談社)等らしい。
・それぞれの項目には関係性があり、それらの相互影響も注意したい。
(1)宇宙:宇宙ビジネスの競争激化、軍事面を含む宇宙の覇権争いに中国の存在感が増しそう
(2)デジタル:紙メディアの減少、ネットのルールが整備されていく?、ドローン配送、無人店舗の他、AI活用の影響が大きいか。
(3)自動車:EV化、日本は規制もあって競争力が低下して行き、国力・経済にも影響しそう
(4)政治:どう動くか流動的。関心は持ち続ける必要あり
(5)社会・国際:少子高齢社会は避けられず、日本の国力低下。生活に影響あり、要注視
(6)財政・金融:財政破綻リスク高まる。ベーシックインカムあり得るか
(7)医療:ハイテクで明るい方向か
(8)食品:危機的までにはならないか(2,040年までに世界の肉の60%が培養肉か人工肉に)
(9)素材・資源・エネルギー:資源高騰が生活に影響
(10)周辺事態:台湾有事、朝鮮半島、領土問題、憲法改正等 日本の危機が迫りつつある?
(11)災害・地球環境:自然はコントロール出来ず、危険は常にそばにあり
3.今後の予定について
・8月(8/14) 1アワーセミナー 横山さん テーマは「カーボンニュートラル」
・9月(9/11) 1アワーセミナー 山崎さん テーマは後日報告する
・10月(10/9)日本初チベット寺院と守山古墳巡り、11月(11/13)定光寺キム氏工房でのイベント
・12月総会 昨年のように宿泊せず、金山、名古屋駅周辺の貸会議室集会も案に含めて検討する
以上
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