第303回定期会合録 2023/7/8
- murase
- 2023年7月13日
- 読了時間: 3分
日時:7月8日(土)13:30~16:30 場所: 港区生涯学習センター
参加者(敬称略)計9名: 横山、石崎、倉地、安藤、飯田、豊田、佐藤(記) リモート参加:西川、山崎
【総括】
今月も港区センターで対面+リモート開催。近況情報交換後、佐藤より食に関わる話題提供の形でセミナー実施。自分の専門分野のテーマ選びで安直ですが退職後の復習とアップデートも兼ね材料準備したところ、身近な題材で関心もあってか活発に質疑や意見をいただけました。
とくに(科学的な)安全と(生活者の)安心は違うことや、健康食品等の表示や広告の実態、バイテク育種技術の実情などにコメントいただきましたが時間の都合で議論を十分尽くせませんでしたので、ご意見や質問等があれば以降もいただけると幸いです。
来月以降の計画確認し、10月野外活動や11月世界遺産研修・12月総会の方向性も固まってきました。
【詳細】
1アワーセミナー 「最近の食を取り巻く話題から~退職して業界から少し離れているので復習もかねて~」
※「まとめ」より
1. 食糧事情は厳しく日本の飽食・無駄な廃棄はいつまでも続けられない
2. 農水省は有機(オーガニック)旗振っているが日本にマッチするか?
3. バイオテクノロジーは食糧問題など課題解決策になりえるだろう
4. 昆虫食は真面目に取り組んでいる者もいるが先行きは不透明
5. 健康維持は益々重要だが、健康訴求等を見極める力が大切
6. 表示制度の見直しは多難?
更に
食に関しては保守的な者/考えが多く、馴染み無いものへ忌避的
安全を説明するのはなかなか面倒で、成果や利益となりにくい
他方、危険を煽るのは簡単で儲けに繋がる
セミナー意見交換
・農業従事の立場から言えば例えば米作りでは水田の用水を順に流すし、農薬の空中散布といった例もあるので、有機農業については隔離や独立した圃場確保など難しい面がある実情。
・昆虫食は昔イナゴを食した記憶もあり。
・遺伝子組換えは「~でない」表示ばかり見かけるが? ⇒義務表示品目は企業は消費者に忖度しプレミアムを払ってノンGM原料を調達し表示しているが、義務対象外の油や液糖や飼料等はGMが主であるのが現状。
・EUのGMの状況は? ⇒義務表示対象広く閾値も厳しいので輸出した日本産加工食品もGM表示されているケースもある。なお日本も5%までの「意図せざる混入」は「でない」表示から「分別生産流通管理」表示等へ制度変更された。
・自然の変異でも人工的操作でもDNAが同様なら安全といって良さそうに思うが? ⇒科学的な安全と生活者の実感する安心は違うので丁寧な説明は要るということだろう。
・健康食品等のCMの表現等は信頼できるものか見極めていくことが必要だろう。
・岐阜県のゴマ製品で関ケ原製造となっていたがゴマ原産地は?⇒産地の明記無ければ輸入ゴマの可能性。
近況報告
・1年後検査で3~5割改善のデータ(山崎)、元同僚飲み会・SDGs農園順調(西川)、近所で不発弾見つかり避難し撤去作業予定(石崎)、親類の孤独死について(佐藤)、ジブリパーク下見(倉地)、青春18切符での旅を算段・貯筋塾(安藤)、管理人の代務のバイト多忙で規則正しい生活(飯田)、来月旅行予定など(豊田)、工場見学やゴルフなどコロナ禍から正常化(横山)
以降のスケジュール
・8月12日 1hrセミナー(横山さん) (港区生涯学習センター)
・9月9日:リアさんのご主人のルワンさんによる「スリランカ紹介」
⇒港区生涯学習センター会場確保できたので倉地さんより正式依頼いただく。
・10月14日:野外活動 ⇒ジブリパークは旅行社経由以外での予約が実質困難で、倉地さんにて瀬戸訪問を再企画いただく。(集合昼食後に瀬戸蔵ミュージアム他)
・11月12~13日:世界遺産旅行(吉野) ⇒8:20近鉄名古屋発、帰りは大和八木16:30発。片道はひのとりプレミアム使用。樫原神宮と研究所付属博物館を初日に訪問。旅程案を次回会合前にメール共有いただく。
・12月9~10日:総会、忘年会(候補 日間賀島 乙姫)⇒豊田さんより乙姫へ連絡いただく。
以上
コメント