第305回定期会合録 2023/9/9
- murase
- 2023年9月10日
- 読了時間: 3分
日時:9月9日(土)13:15~16:30 場所: 港区生涯学習センター
参加者(敬称略)計9名: 横山、石崎、倉地、村瀬、安藤、豊田、飯田、佐藤(記) リモート参加:山崎
ゲスト:リアさんご一家(ルワンさん、リアさん、メリッサさん、タルリさん)
【総括】
9月度はルワンさんによる「スリランカ」紹介のセミナー、港区センターで対面+リモート開催。
昨年のブラジル紹介後、暮のクリスマスイベントで訪問したリアさんご一家4名が民族衣装で来てくださり、スリランカに関する紹介プレゼンの後、倉地さんからあらかじめ提示された会からの質問にご回答いただきながら意見交換し、スリランカに関して理解を深めました。
またルワンさんの日本の生活経緯をお聞きする中でリアさんとのなれそめが伺えたことや、娘のメリッサさんがルワンさんをフォローしつつ、要所要所でとてもしっかりした発言をしてくれていたことなど印象的でした。
分けていただいたセイロン瓜など話が盛り上がり、10月11月のイベント計画相談時間が不足しましたが、それぞれの企画担当よりメール等でフォローいただくこととなりました。
【詳細】
「スリランカ」の紹介
・人口約2200万人、セイロン島は北部から中部にかけ乾燥地帯、南部に湿潤地帯。
・民族はシンハラ人が74.9%を占め、インド系の移住者であるタミル人15.3%、アラブ系のムーア人9.3%。
・宗教はシンハラ人が仏教、タミル人がヒンズー教、ムーア人がイスラム教を主に信仰し、人口比率にほぼ準じるがキリスト教徒もいる。ルワンさん故郷の聖地キャンディに仏陀の歯を祀る寺がある。
・1505年のポルトガルによる植民地化以降、1948年2月4日の独立までの間、オランダ、イギリスと支配者が代わったが、いずれも後から来た国が巧みに取り入って、前の国を追い出すという権謀術策だった様子。
・言語はシンハラ語、タミル語、英語で、学校ではシンハラ語もタミル語も習う。
・国旗の意味、スリランカの食べ物なども紹介。キャンディの「ピンナワラ ゾウの孤児園」のビデオ紹介。
質疑
・日本に来るきっかけは?
⇒学校で習い本も読み勉強して日本が好きになり、とくに富士山と広島に興味を持った。2008年に富士山登山の車内でリアさんと知り合った。
・複数の民族や宗教が存在している背景は?
⇒紹介した民族の移住等による。仏教はネパール、インドから上座部仏教がスリランカよりミャンマーやタイなどに伝わった。
・日本人についての印象は? ⇒真面目で最も頑張り屋と思う。敗戦後の発展は目を見張るものある。
・インド・中国などは?
⇒インドはあまり好きではない隣国。中国は援助国となっているが見返りを要求、対して日本はルールや納期を守りインフラ整備も引き渡せば撤退してくれる。
・日本との関係どうなる?ジャヤワルダナ大統領のスピーチ(日本を分割しない)をスリランカの教育では、どう取り上げ? ⇒学校教育で聞いた。親日で在日本研修生は兄弟や家族を呼び寄せる場合もあるが、習得技能を国の発展にというよりは家族の為。
・少子化対応にアイデアは?
⇒在日外国人が皆定住する訳ではなく、日本人自身が婚姻・子供を作らねばなかなか難しいだろう。
・ルワンさんご自身は?
⇒現職場はあと1~2年勤め、自分で事業を行って最終的にはスリランカに戻りたい。
今後のスケジュール
・10月14日:野外活動 瀬戸訪問 ⇒名鉄尾張瀬戸駅集合。石崎さんより案内いただく伊藤さんと相談し集合時間等決め連絡いただく。
・11月12~13日:世界遺産旅行(吉野) ⇒豊田さんにて切符購入し、10月度に配布(各自代金8680円用意のこと)。当日は8時に近鉄パッセ下の改札口前に集合。夕食はぼたん鍋予定。
・12月9~10日:総会、忘年会(候補 日間賀島 乙姫)⇒乙姫仮押さえ済み。
以上
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