第315回定期会合録 2024/7/13
- murase
- 2024年7月16日
- 読了時間: 3分
7月13日(土)13:00~18:30 場所:豊田市博物館・豊田市美術館
参加者(敬称略)計6名:村瀬、安藤、石崎、佐藤、倉地、飯田(記)
【総括】
7月度は会長発案により、今年4月26日に開館した豊田市博物館と、隣接する豊田市美術館をメインとした野外研修を行いました。(併せて有志にて暑気払いも開催)
豊田博物館では本館1・2階と野外展示場を見学。「みんなでつくりつづける博物館」をコンセプトにした手作り感のある親しみある博物館で、これからさらに成長を感じさせる初々しい施設でした。
隣の豊田市美術館では、この日が初日の「エッシャー 不思議のヒミツ」展(+コレクション展)を佐藤、安藤、石崎、倉地の4名が鑑賞、村瀬・飯田組がコレクション展のみを鑑賞した。
暑気払いは豊田市駅前の天串で開催。村瀬会長を除く5名が参加しました。店名の通り、海鮮串、野菜串がとても美味なお店でした。
なお今回は事前に、佐藤さんにて下見をしていただいての企画であり、当日は全行程の案内、さらには暑気払いの会場の手配までご尽力をいただきありがとうございました。
【詳細】
行程概要
集合:豊田市駅改札(徒歩)⇒ 豊田市博物館⇒ 豊田市美術館⇒ 天串豊田市駅前店(暑気払い) ⇒解散
見学詳細・気づき等
〇豊田市博物館
・元は1967年に開館した郷土資料館をリニューアルした施設。
・産業的な発展と市町村合併に伴って様々な地域の人々が「寄り集まって」今に至る豊田市だが、「市の歴史・⽂化・⾃然」を「市⺠の共有の財産」として、市⺠と共に守り、育て、未来に継承していく活動の拠点となることを⽬指しているとのこと。
・常設展「とよたの自然と人々の営み」…高さ7.8mの展示棚に「歴史民俗」「音楽映像メディア」「動物植物などの自然」「車や紡績等の産業」の物品資料を500点ほど展示。なかなかの壮観。ニホンジカ、ニホンカモシカ、二ホンイノシシ(剥製展示)は普通に野生として観察できるらしい。
・「とよた記憶トラベル」…各市民から集めた「とよた」にまつわる膨大な手書き投稿を展示。手作り感が満載。さらに「旧石器・縄文」「弥生・古墳」「古代・中世」「近世」「近代」「現代」ごとの歴史資料を展示。出土した銅鐸や三角縁神獣鏡(三河唯一)の複製品や、松平家や渡邉半蔵家の勃興、維新後の養蚕業、繊維産業、製瓦を経て戦後の自動車業の発展資料など、豊田市らしい展示となっていた。
・「とよたストーリー」…水力駆動の和紡績機械「ガラ紡」や懐かしい初代カローラーを展示。
・「野外体験エリア」…江戸中後期の民家「むかしの家(旧平岩家住宅)」、明治期の「土蔵」「拳母城(七州城)隅櫓跡(復元)」を見学。(なお博物館・美術館の敷地は城の中心部に相当するらしい)
〇豊田市美術館
・「エッシャー 不思議のヒミツ」展…4名(佐藤、安藤、石崎、倉地)が鑑賞。感想としては
「コンピュータがない時代に、手作業でこれだけ細かい作業をしていていることに驚き」
「特にイタリア滞在時の記録が素晴らしかった」 「意外にサイズの小さい作品も多い」
「すごく混んでいて、作品に近づくのが結構大変だった(初日のため?)」
・常設展「コレクション展 増殖とループ」…2名(村瀬・飯田)はこちらのみ鑑賞。有名どころではクリムト、エゴン・シーレ、草間彌生などを観ることができた。メインは現代アート系の作品であり、正直難解。解釈や評価は観る人によって分かれるものだった。
5.今後の会合やイベント予定日等
・8 月10日(土):定例ミーティング 自分にとってのアートを議論
・9 月14日(土):定例ミーティング 岐阜大学公開講座美術論受講紹介(安藤さん),
台湾旅行報告(豊田さん)、総会会場確認、他
・10 月12日(土):定例ミーティング 定例ミーティング 11月と12月の詳細計画、他
・11 月9日(土):「養老天命反転地」(担当 豊田さん、安藤さん)
・12 月14日(土):総会・忘年会
以 上
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